私は、この普及率を上げることを目指して、全国各地で講演会を開いたり、学会活動をしてきました。ですが、まだまだ歯科用顕微鏡がある歯科医院は少ないと言えるでしょう。
ですから、顕微鏡歯科治療を受けたい場合には、現段階では顕微鏡治療を行っている歯科医院を探して治療を受けることになります。かなり難しいことかもしれません。
しかし、更なる困難があるのです。
顕微鏡を導入している歯科医院が実際の治療でこれを使いこなしている、とは限らないという事です。
歯科用顕微鏡とは、単なる拡大視するための機械ですから、だれでも購入することができますが、それを使いこなせなければ意味がありません。
そのため、顕微鏡歯科治療の技術は術者が研鑽を積んで会得するしかないのです。そして、この顕微鏡歯科治療の技術を会得している歯科医院は3%より更に少ないのが現状です。
よって、より高度な診療を望まれる場合には自由診療になります。治療費の詳細については診査の後にご説明致します。
当院が考える、保険診療と自由診療については、こちらのページを御覧ください。
よって、健全な歯を不必要に削ってしまわないよう、侵襲を最小限に抑えて治療することができます。
よって、必然的に痛み、苦痛も最小限になるとお考えください。痛みに恐怖感を感じやすい方は、事前にお気軽にご相談ください。
なかなか完治しないお口の中のトラブルの解決になる場合もございますし、むし歯や歯周病にならないよう、定期的なメインテナンスにも顕微鏡歯科治療は活躍します。
まずは、当院に足を運んでいただき、お口の中を拝見させていただければと思います。(初診料はかかります)
また、その前に、顕微鏡歯科治療についての概要を知りたい方は、当院の院長も発起人の一人である「顕微鏡歯科ネットワークジャパン」の無料セミナーにご参加下さい。顕微鏡歯科治療についてメンバーが判りやすく説明致します。事前登録の上で参加して頂くと、もれなく30分無料相談券を差し上げます。
詳細はwww.microdentist.net をご覧ください。
(※2021年現在、コロナ禍につき、開催を中止しております。)
院長の三橋純は、ラバーダム防湿に関する著書も執筆しております。
顕微鏡歯科治療における根管治療には、ラバーダム防湿は必須となっています。むし歯も歯周病も、基本は細菌感染です。ラバーダム防湿は、治療時に細菌を含んだ唾液が流入することを防ぎ、根管治療時の患部の除菌を徹底させます。
よって、根管治療時などは、必ずラバーダム防湿を行い治療にあたります。
また、むし歯治療の多くは、治療後の歯が再度むし歯に罹患するむし歯の再発です。最初のむし歯治療がうまく行っていない場合に起こります。これにも細菌の流入が影響いたします。
このような、むし歯の再治療を無くすためにも、ラバーダム防湿での顕微鏡歯科治療は重要です。
複数の歯科医師に、様々な角度で診断をしてもらうことにより、より納得できる歯科医院探しに貢献できますので、当院でもセカンド・オピニオンを推奨しています。
ただし、診断に必要な検査にかかる費用は有料となりますので、ご了承ください。