01日本全国7万件の歯科医院のうち保有率は10%、使いこなしているのは、わずか
その中で、当院が取り入れているような歯科用顕微鏡を常設している歯科医院は、10%ほどです。さらに言えば、この10%の中で、きちんと歯科用顕微鏡を使いこなせている歯科医師となると、さらに少なくなります。
顕微鏡歯科治療とは、脳外科手術時などに用いられるような医療用の顕微鏡(マイクロスコープ)を使って歯科治療をすることです。1990年代後半頃から、歯科治療技術の進歩とともに、口腔内の治療に顕微鏡(マイクロスコープ)が用いられるようになりました。
歯科用顕微鏡でお口の中を診察すると、肉眼の数十倍(約30倍)に拡大された視野で治療を行うことができます。肉眼では見ることのできなかった膨大な情報を、歯科用顕微鏡で得ることができます。
そのため、顕微鏡歯科治療というのは、非常に技術と経験を要する難易度の高い治療法です。
しかし残念なことに、歯科用顕微鏡を常設しているからといって、全ての歯科医師が正しく(自由診療としての)高度な治療を提供できるとは限らないのです。
私は、長年、この顕微鏡歯科治療の啓発と技術指導をしてきましたので、歯科医師の技術習得には非常に長い期間のトレーニングが必要であることを知っています。
日本における顕微鏡歯科治療が当たり前になるのは、これからです。
患者さんに高度な歯科治療を提供できる顕微鏡歯科治療が、名実ともに普及していくことを切に願っています。
当院では、この顕微鏡歯科治療を提供していますので、お気軽にご相談ください。